■はじめに
ここでは、PythonとOpenCVを使用して画像解析を行うための環境構築手順を記載します。
Macを前提として記載します。
■手順
ターミナルで以下のコマンドを実行し、「Xcode Command Line Tools」をインストールします。
xcode-select --install
こちらのサイトから、「/usr/bin/ruby」で始まるコマンドを丸々コピーして、ターミナルで実行し、「Homebrew」をインストールします。
ターミナルで以下のコマンドを実行し、「pyenv」をインストールします。
brew install pyenv
ターミナルで以下のコマンドを実行し、「pyenv-virtualenv」をインストールします。
brew install pyenv-virtualenv
ターミナルで以下のコマンドを実行し、インストールできるPythonのバージョンを確認します。
pyenv install -l
ターミナルで以下のコマンドを実行し、「Python」をインストールします。(ここでは、ver3.6.0をインストールしています。)
pyenv install 3.6.0
pyenv rehash
ターミナルで以下のコマンドを実行し、「pip」(プラグイン管理ツール)をインストールします。
sudo easy_install pip
sudo easy_install --upgrade six
sudo pip install --upgrade pip
ターミナルで以下のコマンドを実行し、PythonをpyenvでインストールしたPythonに切り替える。(macにはデフォルトでPythonが入っていますが、バージョンの切り替えが簡単にできるpyenvを採用しています。)
echo eval "$(pyenv init -)" >> ~/.bash_profile
source ~/.bash_profile
ターミナルで以下のコマンドを実行することで、Pythonのバージョンを確認できます。
python --version
ターミナルで以下のコマンドを実行し、「OpenCV」をインストールします。
pip install opencv-python
これで、環境構築は終了です。