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「年次自己分類レポート」の提出方法【iOS】

■はじめに

本記事は、個人で調べてまとめた内容です。

筆者は法律に精通している訳では御座いませんので、あくまで自己責任でご覧ください。

また、記載ルールや提出方法など、変更になる可能性はあるので、ご注意ください。

詳しくは、「こちら」の公式サイトをご覧ください。

■「年次自己分類レポート」とは?

iOSAndroidのアプリは、アメリカのサーバーに配置されている各Storeからダウンロードして利用されます。

つまり、扱いとしては、「アメリカからの輸出」という扱いになります。

アメリカから輸出」する商品(アプリ)に暗号化が利用されている場合には、「年次自己分析レポート」というレポートを提出する義務が課せられます。

(暗号化には、HTTPS通信なども含みます。)

■「年次自己分類レポート」の提出方法

こちら」から年次自己分析レポートのサンプルをダウンロードします。

・年次自己分析レポートに必要情報を記載します。(書き方は後記します。)

・「crypt-supp8@bis.doc.gov」「enc@nsa.gov」宛にメールにて提出する。

これだけです。

ちなみに、アプリを公開した翌年の2月までに提出する必要があるようです。

また、毎年、同様の提出が必要なようです。(変更していなくても)

詳しくは、「こちら」を参照してください。

■「年次自己分類レポート」の書き方

年次自己分析レポートの書き方は、ダウンロードしたサンプルを元に書くだけです。

それぞれの項目には以下のように書いていってください。(項目の角カッコ内に「※」がついているものは、それぞれ書き換えてください。)

【※PRODUCT NAME】
アプリ名
【※MODEL NUMBER】
App StoreのSKU
【MANUFACTURER】
SELF
【ECCN】
5D992
【AUTHORIZATION TYPE】
MMKT
【ITEM TYPE】
Mobility and mobile applications n.e.s.
【※SUBMITTER NAME】
送信者の名前(フルネーム)
【※TELEPHONE NUMBER】
連絡先の電話番号
【※E-MAIL ADDRESS】
連絡先のメールアドレス
【※MAILING ADDRESS】
郵便番号・住所
【NON-U.S. COMPONENTS】
NO
【※NON-U.S. MANUFACTURING LOCATIONS】
制作場所