目次
Knex.jsのSeed設定方法
Knex.jsでは、データベースの初期データを簡単に設定するためのSeedsを提供しています。
この記事では、Knex.jsのSeedの基本的な設定方法を紹介します。
1. Seed ファイルの作成
まず、Knex CLIを使用して新しいSeedファイルを作成します。
npx knex seed:make seed_name
seed_name
の部分は、実際のSeedの名前に置き換えてください。
これにより、seeds
ディレクトリに新しいファイルが生成されます。
2. Seed ファイルの編集
次に、生成されたSeedファイルを編集します。
以下は、items
テーブルにデータを挿入するためのサンプルコードです。
exports.seed = function (knex) { return knex('items').del() .then(function () { return knex('items').insert([ { name: 'item1' }, { name: 'item2' }, { name: 'item3' } ]); }); };
このコードは、まずitems
テーブルの全エントリを削除し、その後新しいエントリを3つ挿入します。
3. Seed ファイルの実行
最後に、以下のコマンドを使用して、作成したSeedファイルを実行します。
npx knex seed:run
これにより、指定したデータがデータベースに挿入されます。
注意点
- Seedの操作は、主に開発環境でデータベースを初期化するために使用されます。
生産環境でSeedを使用する際には注意が必要です。 - Seedファイルは、実行される順序が重要な場合があります。
例えば、外部キー制約がある場合、親テーブルのSeedが先に実行される必要があります。
以上、Knex.jsのSeed設定の基本的な方法についての紹介でした。
この情報が役立つことを願っています!