目次
knex.jsでのLEFT JOINの使用方法
knex.js
は人気のあるSQLクエリビルダーで、多くのデータベースに対して統一された方法でクエリを作成することができます。
この記事では、knex.js
を使用してleftJoin
クエリを作成する方法について説明します。
基本的なLEFT JOIN
最も基本的なleftJoin
の使用方法を以下に示します。
この例では、users
テーブルとorders
テーブルをLEFT JOINします。
const knex = require('knex')({ client: 'pg', connection: { // データベース接続情報をこちらに設定 } }); knex('users') .leftJoin('orders', 'users.id', 'orders.user_id') .select('users.*', 'orders.order_number') .then(data => { console.log(data); }) .catch(err => { console.error(err); });
上記のクエリは、users
テーブルのすべてのレコードと、関連するorders
のorder_number
(もしあれば)を取得します。
関連するorders
がないuser
は、order_number
がnull
として返されます。
メソッドの解説
.leftJoin()
: このメソッドは、LEFT JOINを行うためのメソッドです。
最初の引数は結合するテーブルの名前、次の2つの引数は結合条件として使用するカラム名を示します。.select()
: 取得するカラムを指定するためのメソッドです。
この例では、users
テーブルのすべてのカラムとorders
テーブルのorder_number
カラムを取得しています。
まとめ
knex.js
を使用すると、複雑なSQLクエリも簡潔で読みやすいコードで表現できます。
この記事で説明したleftJoin
の方法を利用して、効率的にデータベースのクエリを構築することができます。