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ReactとMaterial-UI、TypeScriptを使用したメニューの表示方法
TypeScriptを使用したReactアプリケーションでMaterial-UIを扱う場合、アクション可能なアイテムとアクション不可能なテキスト表示を含むメニューを表示したいと思うことがあります。
ここでは、Material-UIコンポーネントを用いてシンプルなメニューを実装する方法を説明します。
前提条件
始める前に、以下のものがインストールされていることを確認してください: - Node.js - npmやyarnのようなパッケージマネージャー - Material-UI coreとicons
Material-UIをインストールするには、次のコマンドを実行します:
npm install @mui/material @emotion/react @emotion/styled
または
yarn add @mui/material @emotion/react @emotion/styled
メニューコンポーネントの実装
以下のコードは、SimpleMenu
コンポーネントを定義し、ボタンとメニューの状態管理を行い、Material-UIの Menu
コンポーネントとその中の MenuItem
をレンダリングする方法を示しています。
import React, { useState } from 'react'; import Button from '@mui/material/Button'; import Menu from '@mui/material/Menu'; import MenuItem from '@mui/material/MenuItem'; const SimpleMenu: React.FC = () => { const [anchorEl, setAnchorEl] = useState<HTMLElement | null>(null); const handleClick = (event: React.MouseEvent<HTMLButtonElement>) => { setAnchorEl(event.currentTarget); }; const handleClose = () => { setAnchorEl(null); }; return ( <div> <Button aria-controls="simple-menu" aria-haspopup="true" onClick={handleClick}> Open Menu </Button> <Menu id="simple-menu" anchorEl={anchorEl} keepMounted open={Boolean(anchorEl)} onClose={handleClose} > <MenuItem disabled>Display Text</MenuItem> <MenuItem onClick={handleClose}>Clickable Item</MenuItem> <MenuItem onClick={handleClose}>Another Action</MenuItem> </Menu> </div> ); }; export default SimpleMenu;
このコードスニペットでは、最初の MenuItem
に disabled
属性が付いており、ユーザーがクリックできないテキスト項目として機能しています。
これにより、メニュー内で文言のみを表示することができます。
まとめ
この記事では、React、Material-UI、TypeScriptを組み合わせて、アクション可能な項目とアクション不可能なテキスト表示を含むメニューを実装する基本的な方法を紹介しました。
この実装を通じて、より複雑なメニュー構造を作成する際の出発点となるでしょう。