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`isFinite`関数についての解説

目次

isFinite関数についての解説

JavaScript及びTypeScriptにおけるisFiniteは、与えられた値が有限の数値であるかどうかを判定するグローバル関数です。
この記事では、この関数の使用方法と注意点について詳しく説明します。

基本的な使用方法

isFinite関数は、指定された値が有限の数値である場合にtrueを、そうでない場合にfalseを返します。

console.log(isFinite(123));       // true
console.log(isFinite(-123));      // true
console.log(isFinite(0));         // true
console.log(isFinite(Infinity));  // false
console.log(isFinite(-Infinity)); // false
console.log(isFinite(NaN));       // false
console.log(isFinite('123'));     // true (文字列は数値に変換されて評価される)
console.log(isFinite('Hello'));   // false

注意点

  1. isFinite関数は、与えられた引数を数値に変換しようとします。
    そのため、数値に変換できる文字列(例:'123')を渡した場合、関数はtrueを返します。
  2. Infinity-Infinity、およびNaNは有限の数値ではないので、これらの値に対してisFinite関数を使用すると、常にfalseを返します。

この関数は、計算結果やユーザからの入力値など、特定の数値が有限であることを確認する際に便利です。