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TypeScriptのBigInt型について
TypeScriptのBigInt型はJavaScriptのBigIntデータ型をサポートする機能で、64ビットを超える整数値を扱うために使用されます。
この記事では、BigInt型の基本的な特徴と使用方法について説明します。
特徴
- 大きな整数値:
BigIntは理論上はメモリの制約まで任意の大きさの整数を表現できます。 - リテラル表記:
BigInt値は数値の末尾にnを付けることで表現します(例:100n)。 - 型安全: TypeScriptでは、
number型とBigInt型は別の型として扱われます。 - 演算制限:
BigIntはnumber型と直接演算できません。BigInt同士、または文字列と変換して演算する必要があります。 - 互換性:
BigIntは比較的新しい機能であり、全ての環境でサポートされているわけではありません。 - JSONシリアライズ: 標準のJSONシリアライズは
BigIntをサポートしていません。
使用例
以下にBigInt型を使用する具体的な例を示します。
const largeNumber: BigInt = 123456789012345678901234567890n; console.log(largeNumber);
この例では、非常に大きな数値をBigInt型で宣言し、コンソールに表示しています。BigInt型を使用する際には、数値の末尾にnを付けることを忘れないでください。
let anotherLargeNumber: BigInt = largeNumber + 100n; console.log(anotherLargeNumber);
この例では、BigInt型の変数largeNumberに別のBigInt値を加算しています。number型の値を加算することはできないので、演算に使用する値もBigInt型である必要があります。
結論
TypeScriptのBigInt型は、非常に大きな数値を扱う場合に非常に有用です。
しかし、number型との互換性の欠如や、すべての環境でのサポートの欠如など、いくつかの制約もあります。
これらの特性を理解し、適切に使用することが重要です。