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JavaScriptにおける指数表記法

目次

JavaScriptにおける指数表記法

JavaScriptでは、非常に大きな数値や非常に小さな数値を簡潔に表現するために指数表記法(または科学的表記法)が使われます。
この記事では、JavaScriptにおける指数表記法の基本と、それを使った具体的なコード例を紹介します。

指数表記法の基本

指数表記法は、「基数」と「指数」の2部分で構成されます。
例えば「1E+10」は、基数「1」と指数「10」を組み合わせた表記です。

let bigNumber = 1E+10;  // この場合、100億に相当します
let smallNumber = 1E-6; // これは0.000001を意味します

この表記法は、JavaScriptの数値型であるNumberで自動的に適用されることもあり、特に数値演算で非常に大きな数値や非常に小さな数値を扱う場合に便利です。

指数表記法の利用例

指数表記法は、数学的な計算やデータ処理において特に役立ちます。
例えば、科学的な計算で用いられる非常に小さい数値や非常に大きい数値を扱う際に有効です。

let speedOfLight = 3E+8; // 光速(秒速300,000,000メートル)
let avogadroNumber = 6.02E+23; // アボガドロ数

このように指数表記法を使うことで、コード内での数値の可読性を高め、エラーの発生を防ぐことができます。

まとめ

JavaScriptにおける指数表記法は、大きな数値や小さな数値を簡潔に扱うための強力なツールです。
この記事で紹介した基本的な知識と例を参考にして、あなたのコードに活用してみてください。