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エスケープシーケンス【Swift】

◾️エスケープシーケンス

エスケープシーケンスとは、通常の文字ではなく、特殊な意味を持つ文字を「通常の文字」として使用する為のものである。
例として、「"」をコンソールに出力してみる。

(例)

print(""") 

上記の様に書くと、エラーとなる。
これは、「"」が特殊な意味を持つ文字だからである。
この様な特殊な文字を出力させる為に、「\」を使用して文字列として認識させる事ができる。
※「option + ¥」で「\」を記載できる。

(例)

print("\"") 

上記の記載で、特殊な文字である「"」が、通常の文字としてコンソールに出力される。

さらに、特定の文字と組み合わせる事で、別の意味を持つものもある。
一例をあげると、「改行」である。

改行は、通常の文字では表す事ができない。
その為、「\n」と記述することで改行を表現する事ができる。

(例)

print("\n") 

よく使用する特殊文字には、以下の特殊文字がある。

(ダブルクォーテーションを出力する場合)

print("\"") 

(シングルクォーテーションを出力する場合)

print("\'") 

(バックスラッシュを出力する場合)

print("\\") 

(改行を出力する場合)

print("\n")
print("\r") 

(タブを出力する場合)

print("\t")