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JSONを整形して出力する方法
JSONのデータはデフォルトで一つの長い行として出力されることが多いです。
しかし、開発中やデバッグ時に、これを整形された形で読む必要がしばしばあります。
幸い、JavaScriptのJSON.stringify
メソッドは、このような整形された出力をサポートしています。
基本の方法
JSON.stringify
には3つの引数があります。
第1の引数は変換したいオブジェクト、第2の引数はリプレーサ(省略可能)、第3の引数はスペース(省略可能)です。
整形された出力を得るためには、第3の引数にスペースの数を指定します。
const jsonString = JSON.stringify(obj, null, 4); console.log(jsonString);
上記のコードは、各レベルのインデントに4つのスペースを使用してJSONを出力します。
タブを使用した整形
もし、スペースの代わりにタブを使用したい場合、第3の引数に\t
を指定します。
const jsonString = JSON.stringify(obj, null, '\t'); console.log(jsonString);
これで、生成されるJSONはタブで整形されます。
まとめ
JSON.stringify
の第3の引数を利用することで、JSONの出力を簡単に整形することができます。
この機能を利用して、デバッグやデータの確認をより効率的に行いましょう。