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Google スプレッドシートで複数セルのテキストを一つのセルに結合する方法
Google スプレッドシートを利用する際、複数のセルに分散したテキストを一つのセルに結合したいと思う場合があります。
これを実現するためには、TEXTJOIN
関数を使用します。
この記事では、その使用方法について詳しく説明します。
TEXTJOIN 関数の基本構文
TEXTJOIN
関数の基本構文は以下の通りです。
=TEXTJOIN(区切り文字, 空のセルを無視するか, 結合したいセル範囲)
使用例
例えば、A1セルからA4セルに以下のテキストが入力されているとします。
A1: ああああ A2: いいいい A3: うううう A4: ええええ
これらのテキストを一つのセル、例えばB1セルに結合し、各テキストが新しい行で表示されるようにしたい場合、B1セルに以下の式を入力します。
=TEXTJOIN(CHAR(10), TRUE, A1:A4)
説明
CHAR(10)
: 改行文字を表します。これにより、結合されたテキストが新しい行で表示されます。TRUE
: 空のセルを無視することを意味します。FALSE
を使用すると、空のセルも区切り文字で結合されます。A1:A4
: 結合したいテキストが入力されているセル範囲です。
===注意===
表示されるセルでは、「テキストの折り返し」オプションを有効にする必要があります。
これを行わないと、改行が反映されず、全てのテキストが一行で表示されてしまいます。
セルを選択し、フォーマットメニューから「テキストの折り返し」を選択して有効にしてください。
まとめ
Google スプレッドシートの TEXTJOIN
関数を使用すると、複数のセルのテキストを一つのセルに結合し、清潔で読みやすい表示が可能になります。
特に、テキストのリストや複数のデータポイントを一覧表示する場合に便利です。
ただし、表示の際には「テキストの折り返し」オプションを忘れずに有効にしてください。