目次
DataGridProで特定のカラムのフィルタリングを無効にする
MUIのDataGridPro
コンポーネントは、データの表示、ソート、フィルタリングなど多くの機能を提供します。
しかし、特定のカラムでのフィルタリングを無効にしたい場合があります。
本記事では、その方法について説明します。
ステップ1: columns
propの設定
DataGridPro
で特定のカラムからフィルターを除外するには、columns
propを使用して各カラムの設定を行います。
filterable
プロパティをfalse
に設定することで、該当のカラムでのフィルタリングが無効になります。
const columns = [ { field: 'id', headerName: 'ID', width: 90 }, { field: 'firstName', headerName: 'First name', width: 150, editable: true, filterable: false, // フィルタリングを無効にする }, { field: 'lastName', headerName: 'Last name', width: 150, editable: true, filterable: false, // このカラムでもフィルタリングを無効にする }, { field: 'age', headerName: 'Age', type: 'number', width: 110, editable: true, }, ];
ステップ2: DataGridPro
コンポーネントの構築
次に、DataGridPro
コンポーネントを構築し、columns
propとして上で定義したcolumns
配列を渡します。
<DataGridPro rows={rows} columns={columns} pageSize={5} localeText={jaJPMuiXDataGrid} />
まとめ
DataGridPro
のcolumns
propを適切に設定することで、特定のカラムでのフィルタリングを簡単に無効にできます。
これにより、ユーザーが不要なカラムでフィルタリングを行うことなく、必要なデータだけに焦点を当てることができます。