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Vitestで配列の比較を行う方法
Vitestを使用してJavaScriptの配列が特定の配列と同じかどうかをテストする方法について説明します。
これはユニットテストの際に非常に便利です。
ここでは、toEqual と toStrictEqual の二つのメソッドを使用して配列を比較する方法について詳しく見ていきましょう。
配列の比較の基本
Vitestのexpect関数とtoEqualまたはtoStrictEqualメソッドを使用して、配列が期待通りの内容であるかどうかを確認できます。
import { describe, it, expect } from 'vitest';
describe('配列の比較', () => {
it('特定の配列と同じであるかをテストする', () => {
const actualArray = [1, 2, 3];
const expectedArray = [1, 2, 3];
// toEqualを使う場合(配列の内容が等しいかを検証)
expect(actualArray).toEqual(expectedArray);
// toStrictEqualを使う場合(配列の内容と型が厳密に等しいかを検証)
expect(actualArray).toStrictEqual(expectedArray);
});
});
toEqual vs toStrictEqual
toEqual: このメソッドは配列の内容が等しいかどうかを検証します。
つまり、配列の要素が同じ順番で、同じ値を持っていれば、型が異なっていてもテストはパスします。toStrictEqual: このメソッドはより厳密な比較を行います。
配列の要素の型も考慮されるため、同じ値でも型が異なる場合、テストは失敗します。
これらのメソッドを使うことで、Vitestを用いて配列の中身が任意の配列と同じかどうかを確実にテストできます。
これにより、コードの信頼性を高めることができます。