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Knex.jsの環境構築ガイド
この記事では、Node.js用の強力なSQLクエリビルダーであるKnex.jsの環境構築方法について解説します。
Knex.jsは、MySQL、PostgreSQL、SQLite3など、多くのSQLデータベースとの接続をサポートしています。
ステップ1: Node.jsのインストール
Knex.jsを使用する前に、Node.jsがシステムにインストールされていることを確認してください。
Node.jsは以下の公式ウェブサイトからダウンロードできます:Node.js公式サイト
ステップ2: 新しいNode.jsプロジェクトの作成
新しいディレクトリを作成し、その中で以下のコマンドを実行してNode.jsプロジェクトを初期化します。
npm init -y
ステップ3: Knex.jsとデータベースドライバのインストール
次に、Knex.jsと使用するデータベースに対応するドライバをインストールします。
例えば、PostgreSQLを使用する場合は以下のようになります。
npm install knex pg
MySQLやSQLiteを使用する場合は、それぞれmysql
やsqlite3
をインストールしてください。
ステップ4: Knexfileの設定
プロジェクトのルートにknexfile.js
を作成し、データベースの設定を記述します。
以下はPostgreSQL用の設定例です。
module.exports = { development: { client: 'postgresql', connection: { database: 'my_db', user: 'username', password: 'password' }, migrations: { tableName: 'knex_migrations' } } };
ステップ5: マイグレーションとシードの使用
データベーススキーマの作成や初期データの投入には、Knexのマイグレーションとシード機能を使用します。
- マイグレーションの作成:
npx knex migrate:make migration_name
- マイグレーションの実行:
npx knex migrate:latest
- シードファイルの作成:
npx knex seed:make seed_name
- シードの実行:
npx knex seed:run
以上で基本的なKnex.jsの環境構築は完了です。
プロジェクトやデータベースに応じて設定を調整してください。
詳細な情報については、Knex.jsの公式ドキュメントを参照してください。